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第30回:「twittbot」サーバからの脱却!第2回

第28回:「twittbot」サーバからの脱却!第1回の続きです。

【ご依頼内容】

 現在運用中の「twittbot」サーバを止めて、自前で「bot」サーバに移行したい。
2013_01_07_01.png


、、、というわけで、前回までは、
 ・Botプログラム選定 ⇒ EasyBotter
 ・サーバ選定 ⇒ さくらインターネットサーバ
まで行いました。


今回は、EasyBotter のインストールです。
といっても、CD-ROMからインストール、、、という訳ではないので、多少Webの知識が必要になってきます。まずは、準備として、、、


Twitterアカウントの登録

 当たり前ですが、Bot用のTwitterアカウントを準備します。
 こちらは、普通にTwitterアカウントを作れば問題ありません。


OAuth認証キーの取得

 以下のサイトより、OAuth認証キーを取得します。
 https://dev.twitter.com/apps
 (注意 Default Access typeRead&Writeにチェックを入れます。)
 取得したら、以下のキーをメモしておきます。
 ・$consumer_key
 ・$consumer_secret
 ・$access_token
 ・$access_token_secret


テキストエディタの準備

 「文字コード:UTF-8、改行コード LF」を確認・指定できるもを選んで下さい。
 私の場合は、秀丸を使います。


FTPソフトの準備

 EasyBotterをサーバーへアップロードする為に必要です。
 私の場合は、FFFTPを使います。


EasyBotterのダウンロード

 今回の目玉となるプログラム本体EasyBotterをダウンロードします。
 ダウンロードは、以下のサイトから無料でダウンロードできます。
 http://pha22.net/twitterbot/
 私がダウンロードした時、バージョンは、2.0.5 でしたが、最新版のバージョンは、2.1.2(2013.1.9)です。ここでは、2.0.5 で話を進めていきますので、最新版と違う箇所は、適当に読み換えて下さい。



いよいよ準備開始です!

必要なファイルの編集

 基本的なことは、こちらで説明してある通りです。まずは、一通り読んでみて下さい。
 http://pha22.net/twitterbot/
 使いたい機能、投稿したい文章、返答したい文言などは、後から自由に決められます。
 大切なことは、最低限動かせることを確認してからの方が良いと思います。
 プログラミングだけでなく、どんな場合でも、基本をまず出来るようになってからでないと、予想外の事が起きた時に、原因の切り分けや対応が非常に難しくなります。何事も基本に忠実に、、、
 ここでは、最低限忘れないで欲しいことだけ書きます。

 setting.php編集

  先に準備した認証キーを記述します。
  具体的には、「setting.php」をエディタで開いて、以下の記述を編集します。
  この時、「文字コード:UTF-8、改行コード LF」に気を付けて下さい。
  (文字コード/改行コードは、ご利用のエディタソフトの説明書を見ましょう!)
  //設定
  $screen_name = "◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆"; //botのid名
  $consumer_key = "◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆"; // Consumer keyの値
  $consumer_secret = "◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆"; // Consumer secretの値
  $access_token = "◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆"; // Access Tokenの値
  $access_token_secret = "◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆"; // Access Token Secretの値


 EasyBotter.phpの編集⇒APIを最新版に変更

  EasyBotterは、API「TwitterAPI」を利用して動作します。
  APIは「Application Program Interface」の略で、要は共通プログラムと考えて下さい。
  プログラム自体は、Twitter側にあるので関係ないですが、そのプログラムを呼び出す側、つまり自分のプログラムを最新版のインターフェースに合わせてあげる必要があります。
  具体的には、「EasyBotter.php」をエディタで開いて、以下の記述を編集します。
  この時も、「文字コード:UTF-8、改行コード LF」に気を付けて下さい。

  https://twitter.com/statuses/update.xml
  ↓
  http://api.twitter.com/1/statuses/update.xml

  http://twitter.com/statuses/friends_timeline.xml
  ↓
  http://api.twitter.com/1/statuses/friends_timeline.xml

  http://twitter.com/statuses/replies.xml
  ↓
  http://api.twitter.com/1/statuses/mentions.xml

  http://twitter.com/statuses/friends.xml
  ↓
  http://api.twitter.com/1/statuses/friends.xml

  http://twitter.com/statuses/followers.xml
  ↓
  http://api.twitter.com/1/statuses/followers.xml

  http://twitter.com/friendships/create/".$screen_name.".xml
  ↓
  http://api.twitter.com/1/friendships/create/".$screen_name.".xml



EasyBotterのアップロード

 編集したファイルも含めて、準備したWebサイトにアップロードします。
 あらかじめ、「twitbot」フォルダなどを作成しておき、そこにまとめてアップロードする方が、管理上良いと思います。
 この時、転送方法は、アスキーモードで転送することに注意して下さい。
 (転送方法は、ご利用のFTPソフトの説明書を見ましょう!)


パーミッションの変更

 最後に、アップロードしたファイルのパーミッションを変更します。
 ・datファイル(ログファイル)
 ・phpファイル ⇒ こちらは変えなくても大丈夫かも!?
 パーミッション値は各サーバによって違うので、そちらをお読み下さい。


いよいよテスト!

 ブラウザから、bot.phpにアクセスしてみて下さい。
 白いページに「2分以内に受け取った@はないようです。」などと表示されれば正常です!
 (英語で意味不明な文字列が表示された場合、PHPエラーが発生しています。
  今までやったところに間違いが無いか、よく確認してみて下さい。)

 おめでとうございます!

 ここまでで環境は整いました。あとは利用する機能や文言、実行時間など、それぞれの仕様に合わせてカスタマイズして、運用していくことになります。


2013_01_07_09.png


と、この記事もここで一応終了となりますが、気が向いたら、さくらインターネットサーバで、cronの複数実行(6個以上)なども、追記したいと思います。
そもそも、複数アカウントを自分で運用出来るようにすることが、本案件の目的だったので、、、


最後に

 やってみてわかったことですが、EasyBotterは、名前の通り、必要な機能が盛込まれており、
 一から自分でプログラムを組むよりは、はるかに効率的(Easy)です。
 ただし、Webの一般的な知識や、プログラミングの知識も、ある程度は要求されます。
 カスタマイズするとなると、初心者の方には、Easyではありません。(私はとても楽しいですが)

 余談ですが、弊社では、
  パソコンの相談/購入/設定から、パソコン修理、パソコン教室
 を行っておりますが、
  ソフトウェア開発/ITサポート
 も行なっております。どちらかというと、ソフトウェア開発/SEの方が経歴が長いです。
 もともと、ソフトウェア畑出身なので、
  ホストコンピュータ(COBOL、Fortran)
  クライアント・サーバ(VB、VB.Net、ExcelVBA、Oracle、SQLServer、Access)
  Webアプリ(.Net、Javaはちょこっと、、、)
 などなど、細かいものを入れればきりがないですが、色々と経験しております。
 個人様/企業様を問わず、困ったときは、お気軽にご相談下さい。


追記

 第31回:「twittbot」サーバからの脱却!第3回「CRON複数設定」
 


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 システム葵では、個人様向けでも企業様向けでも、パソコン修理から、パソコン設定、パソコンの使い方、LAN環境構築、ソフトウェア開発まで、様々な実績がありますので、困ったことがあれば、お気軽にご相談下さい。

テーマ : パソコンサポート
ジャンル : コンピュータ

第29回:どこまで出張に来てくれるの!?、、、とよく聞かれます

弊社では、個人様でも企業様でも、出張訪問での
 パソコン設定パソコン修理パソコン教室IT全般に関するサポート 
を行っております。
2013-02-001-01.png


よく「どこまで来てくれるの!?」と聞かれるので、今までご依頼があった地域を集計してみました。
ちなみに、お預りやリモートサービスでしたら、北は北海道から、南は九州まで実績があります!
(出張訪問は、東京都、埼玉県辺りです!)

2013-02-01-02.png


【出張訪問したことのある地域】

東京都23区

 ・中央区
 ・港区
 ・新宿区
 ・文京区
 ・台東区
 ・江東区
 ・品川区
 ・目黒区
 ・大田区
 ・世田谷区
 ・渋谷区
 ・中野区
 ・杉並区
 ・豊島区
 ・北区
 ・板橋区
 ・練馬区
 ・足立区
 ・葛飾区

東京都多摩地域
 ・立川市
 ・武蔵野市
 ・三鷹市
 ・小平市
 ・東村山市
 ・国分寺市
 ・福生市
 ・清瀬市
 ・調布市
 ・八王子市
 ・東大和市
 ・東久留米市
 ・武蔵村山市

埼玉県
 ・所沢市
 ・蕨市
 ・さいたま市
 ・狭山市
 ・新座市
 ・志木市
 ・和光市

【出張したことの無い地域(ぜひお待ちしております!)】

東京都23区

 ・千代田区
 ・墨田区
 ・荒川区
 ・江戸川区

東京都多摩地域

 ・青梅市
 ・府中市
 ・昭島市
 ・町田市
 ・小金井市
 ・日野市
 ・国立市
 ・狛江市
 ・多摩市
 ・稲城市
 ・羽村市
 ・あきる野市
 ・西東京市
 ・西多摩郡

その他

2013-02-01-03.png

一番、出張が多いのは、弊社のある東京都東村山市とお隣の埼玉県所沢市ですが、
23区で出張が多かった地域は、練馬区や、板橋区世田谷区台東区中央区江東区など、山の手周りの外側でした。

基本的にはどこでもお伺いいたします!(行けるところは、、、)

皆様からのご依頼、心よりお待ちしております m(_ _)m



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プロフィール

ITLife

Author:ITLife
システム葵新井聡太です。
東京都東村山市に生まれ、ここで育ち、ここで結婚し、システムエンジニア一筋で十数年やってきました。
ここでは主に、パソコンを中心にITに関わることを備忘録として残していきたいと思います。
少しでも来ていただいた方のお役に立てたら幸いです。
m(_ _)m

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ここで紹介している内容は一例です。すべては、自己責任でお願いします。

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